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救急車の
適正利用について

川栄李奈さんが指を上げている画像
知っておこう!医療情報ネット画像

救急車の適正利用

救急車の適正な利用方法と緊急度について、知識を深めましょう。
事例を参考としてお伝えします。

もしものとき、どんな場合に、どう呼べばいいの?

  • 緊急性が高いと判断したときは、迷わず救急車を要請しましょう。
  • 一方で、救急車や救急隊員の数は限られていますので、症状の軽い方が安易な要請をすることは望ましくありません。
  • 突然の重い病気やひどいケガをした人に応急処置を行い、適切な医療機関に搬送するのことが救急隊の役目です。
横向きの川栄李奈さんの画像
参考:消防庁〜急な病気やけがに備え〜緊急度についての知識を深めましょう!https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/
appropriate/appropriate005.html

救急要請の事例<緊急性が高かった>

救急要請の事例

<緊急性が高かった>

  • 子どもの様子がおかしいと祖母が救急要請

    3歳の男の子で「目が動かない。嘔吐もしました。呼びかけても一点を見続けています。」

    「けいれん」の持続と判断し出動、男児は一命を取り止めました。

  • 駅で男性が急に倒れたと通行人が救急要請

    71歳の男性。駅構内で男性が急に倒れるのを通行人が目撃。 倒れた人の下に行くと心肺停止状態であった。すぐさま心臓マッサージを開始し駅員に119番通報を依頼。駅に設置されていたAEDを用いて電気ショックを実施した。

    救急隊が到着するまでに呼吸・脈拍が回復しました。

  • 胸痛を訴える本人からの相談による救急要請

    胸の痛みについて救急相談♯7119。胸の違和感で目が覚め、様子を見ていたが左胸の痛みに変わり、救急車を呼ぶことに抵抗があったため♯7119で救急相談をした。

    救急相談看護師により緊急性を判断し救急車を要請。病院に搬送され急性心筋梗塞で一刻を争う病気であったことがわかった。

川栄李奈さんが指を上げている画像

生命に関わる心疾患や脳疾患は、何の前触れもなく起こることもあります。
突然の発症に対する早期の通報、救急隊による適切な処置、早期の病院搬送は、 傷病者の後遺症の軽減、早い社会復帰や救命に繋がります。

救急要請の事例<緊急性が低かった>

救急要請の事例

<緊急性が低かった>

  • 新聞で指先を切り
    救急要請

    34歳の女性で本人からの通報。新聞を読んでいた際に、新聞紙で右手の中指を切ったため救急要請した。

    救急隊が到着し負傷部位を観察すると右手の中指に5㎜程度の切り傷を認めましたが出血は止まっていた。

  • 筋肉痛のための市販薬で強くかぶれ救急要請

    40歳代の男性。筋肉痛のため数日前に市販の痛み止めの塗り薬を塗ったところ、強くかぶれた。痛みは治まったが心配。皮膚科に行こうとも思ったが、救急車を要請した。

    救急隊が到着し自力歩行で救急車に乗車。痛みはなく歩行にも影響は及ぼさないと言われました。

救急車は「緊急」に医療機関を受診するための地域の限られた手段です。 救急車を呼ぶかどうか迷ったときは家族や電話相談、かかりつけ医に相談するなど、 周囲の方にも助けてもらいましょう。

正面を向いている川栄李奈さんの画像

救急車の呼び方

HOW TO

知っておこう!医療情報ネット画像

救急車を呼ぶときは、指令員の案内にしたがってください。

  • チャットイラスト

    「救急車が必要です」
    とはっきり伝えます

  • 電話イラスト

    住所:救急車が来て
    ほしい場所を伝える

  • 救急車イラスト

    指令員の指示に従い
    症状・年齢・性別など
    を伝える

  • 指令員イラスト

    通報内容から通信指令員が救急車の到着前に応急手当ての必要があると判断した時は適切な応急手当ての方法を指導します

  • コメントイラスト

    適切な応急手当ての方法を聞き、それに従って可能な限り実施します

救急車の呼び方

119番通報をすると、指令員が救急車の出動に必要なことを、順番にお伺いします。
緊急性が高い場合は、
すべてお伺いする前でも救急車が出動します。
あわてず、ゆっくりと答えてください。

  1. 1

    救急であることを伝える

    119番通報をしたら、まず「救急です」と
    伝えてください。

    指令員が火事か救急かを尋ね、通報者が救急ですと答えるイラスト
  2. 2

    救急車に来てほしい住所を伝える

    住所は、必ず、市町村名から伝えてください。
    住所が分からない時は、近くの大きな建物、
    交差点など目印になるものを伝えてください。

    指令員が住所を尋ね、通報者が住所を伝えるイラスト
  3. 3

    具合の悪い方の症状を伝える

    最初に、誰が、どのようにして、
    どうなったと簡潔に伝えてください。
    また、分かる範囲で意識、呼吸の有無を伝えてください。

    指令員がどうしましたかと尋ね、通報者が父親が胸の痛みを訴えて倒れたと伝えるイラスト
  4. 4

    具合の悪い方の年齢を伝える

    具合の悪い方の年齢を伝えてください。
    分からない時は、「60代」のように、
    おおよそでかまいませんので伝えてください。

    指令員が年齢を尋ね、通報者が65歳ですと答えるイラスト
  5. 5

    あなたのお名前と連絡先を伝える

    あなたのお名前と119番通報後も連絡可能な
    電話番号を伝えてください。
    場所が不明な時などに、問い合わせることが
    あります。

    指令員が名前と連絡先を尋ね、通報者が答えるイラスト
  • その他、詳しい状況、持病、かかりつけ病院等について尋ねられることがあります。答えられる範囲で伝えてください。
  • 上記に示したものは一般的な聞き取り内容です。

消防庁「救急車利用マニュアル A guide for ambulance services」​を加工して作成

救急車が来るまでに

準備

自宅から119番通報した場合は、マイナ保険証または資格確認書や普段飲んでいる薬(またはお薬手帳)などを準備しましょう。
ケガや病気の状況によっては、何もしないと病状が悪化する場合がありますので、
その場に居合わせた人が応急手当てをすることが重要です。

救急車を呼んだら、
こんな物を用意しておくと便利です。

  • マイナ保険証または資格確認書
  • 診察券
  • お金
  • 靴
  • 普段飲んでいる薬(おくすり手帳)

乳幼児の場合

  • 母子健康手帳
  • 紙おむつ
  • ほ乳瓶
  • タオル
救急車が来るまでに用意しておくと便利なもの

消防庁「救急車利用マニュアル A guide for ambulance services」​​を加工して作成

救急車が来たら・・

伝える

救急車が来たら、
こんなことを伝えてください。

  • 事故や具合が悪くなった状況
  • 救急隊が到着するまでの変化
  • 行った応急手当の内容
  • 具合の悪い方の情報
    持病、かかりつけの病院やクリニック、
    普段飲んでいる薬、医師の指示など
    (持病、かかりつけの病院やクリニック、
    普段飲んでいる薬、医師の指示等)
持病、かかりつけ病院、普段飲んでいる薬を書き込んだノート

* 持病、かかりつけの病院やクリニックなどは、
日頃からメモにまとめておくと便利です。

消防庁「救急車利用マニュアル A guide for ambulance services」​​を加工して作成